近年、自己肯定感という言葉が注目されています。自己肯定感とは、自分のいいところも悪いところも含めてまるごと自分自身を受け入れ、ＯＫだと思えること。自分自身に対するイメージがプラスであることをさします。
自己肯定感が高いと、失敗してもすぐに立ち直り、人からの評価を気にせず、いつも前向きにチャレンジし続けることができます。つまり、ストレスフルな環境やチャレンジングな環境であったとしても、この自己肯定感が自分を支えてくれるものになるのです。
では、この自己肯定感は、生まれ持ったものなのでしょうか？
メンタルトレーニングでは、自己肯定感はストレス耐性と達成感の掛け算により高まると言われています。つまり、自己肯定感は、過去にどんなことがあったとしても、今から自分自身で高めていくことができるのです。
自己肯定感を高めるワンポイントアドバイス
●プチ目標を決める。プチ目標とは、「少しがんばれば達成できる目標」のこと。「笑顔で家族に挨拶する」「ペットの世話を進んでやる」などを決め、できたら、「できた」「よくやった」と自分を大承認してください。
●OK日記をつける。ＯＫ日記とは、よかった出来事しか書かない日記です。毎日寝る前に、今日、よかったこと、嬉しかったこと、楽しかったこと、頑張ったこと、自分自身を大切にできたこと、人に優しくできたことなど、たくさん書いてみましょう。
習慣は90日間でつくられ、自分の中に定着していくと言われています。運動・スポーツ習慣を身につけることと一緒に、まずは3ヶ月、続けてみてください。